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4月15日までに来日するアーティストをご紹介いたします! ☆参加アーティスト全71組の氏名一覧はこちらから。 ★ソムサック・チャオワターダポン Somsak Chowtadapong 1949生- シラパコーン大学大学院絵画専攻卒業。Institute of Fine Art(イタリア・ウルビノ)、および横浜国立大学卒業。1984年に福岡市美術館で開かれた「アジア現代美術展」への参加をきっかけに日本との交流が深まる。同年に横浜の彩林画廊にて個展開催(1985、1986)。代表的な展覧会に「Inspiration from Japan」(タイ国立美術館、1989)、「21世紀アジアモダンアートの視点」(日本)などがある。主な作品は絵画で、第21回「タイ全国美術展」絵画部門で銀賞、第22回同展でも銅賞を受賞し、その才能が認められた。日本の彩林画廊よりグランプリ賞受賞、また「バグダッド国際芸術祭」(1986)でも受賞経験がある。 ★ナウィン・ラワンチャイクン Navin Rawanchaikul 1971生- 4月17日(火)オープニング・レセプション(招待者・関係者)にてアーティストトークを行ないます。 チェンマイ大学美術学部卒。タイ国内での主な個展に「無言」(AUA語学センター図書館、バンコク、1994)、「空白ではないゼロ空間」(アート・フォーラム・ギャラリー、バンコク、1995)などがある。代表的なコラボレーションプロジェクトのひとつに『パーカウマーの旅』(東京/広島、1997)がある。グループ展では、「物の再生展」(アイディアルアートギャラリー、バンコク、1994)、「第4回アジア現代美術展:時代を見つめる眼」(福岡美術館/箱根彫刻の森美術館/秋田総合生活文化会館/世田谷美術館)、第2回アジア太平洋現代美術トリエンナーレ(クイーンズランド・アートギャラリー、オーストラリア・ブリスベン)などに参加し、国内外で広く活動を展開している。 ★ナパポン・クーレー Napapon Kurae 1965生- シラパコーン大学で美術を学び、1994年に同大学大学院修了。1998年から2000年まで、日本文部省奨学金を受け、金沢大学と富山大学に留学。2001年から2003年まで富山県立にいかわ養護学校、岐阜県の中部学院大学で教鞭を取った。大島絵本舘主催「おおしま国際世界手づくり絵本コンクール」にて第3位入賞(2004)、環境省が後援する「ANA『私の青空』国際環境絵本コンクール」で第2位(2005)、第3位(2004、2006)を受賞。大島絵本舘が発行する雑誌の表紙イラストを一年にわたって担当した。 ★サームスック・ティヤンスントーン Sermsuk Thiensoonthorn 1954生- 4月17日(火)オープニング・レセプション(招待者・関係者)にてアーティストトークを行ないます。 1974年シラパコーン大学絵画学部にて学士課程(次席)卒業、1987年同大学院博士課程修了。東南アジア文部大臣機構考古学芸術地域センター(SEAMEO SPAFA)奨学金を得て、フィリピン・マニラにおけるPT-8B絵画コースに参加、また日本政府の奨学金で東京学芸大学にてグラフィックデザインと現代芸術の学位を取得した。「ブアルアン美術展」(バンコク、1979)で金賞、「バンコク建都200周年絵画展」(1983)で栄誉賞を受賞。日本では、1990年東京学芸大学での個展や名古屋のむらずみ画廊での個展「Wrap 2001」などで紹介された。海外での主なグループ展に「第2回タイ現代作家展」(MM Shino Gallery/パシフィックアジア・ミュージアム、アメリカ・パサデナ、1986)、「現代絵画とグラフィックデザイン展」(東京学芸大学アートギャラリー)、「Visual Culture:Tourist Industry」展(オーストリア・グラーツ、2000)、「Agora 美術展」(AGORA DONAUKANAL、ウィーン、2000)がある。 ★タワン・ダッチャニー Thawan Dachanee 1939生- 4月17日(火)オープニング・レセプション(招待者・関係者)にてライブペインティングを行ないます。 シラパコーン大学卒業後、オランダ王立科学アカデミーにて壁画学専攻で修士、美学と形而上学で博士を取得。世界的に最も知名度の高いタイ人アーティストのひとりとして知られている。彼の作品は、自身の仏教と美学への深い造詣を、独自の力強さで表現しており、国内外で数多くの展覧会に出品しているだけでなく、国際的なセミナーにもよく招かれている。2001年に福岡アジア文化賞委員会から芸術・文化賞を授与されたほか、国内でもタイ全国美術展にて「国民芸術家」に選ばれた。絵画教育を振興するため「タワン・ダッチャニー基金」を設立。彼の出身地北タイのチェンライにて美術館を開館し、伝統芸術の展示に取り組んでいる。 ★カモン・パオサワット Kamol Phaosavasdi 1958生- 1981年チュラロンコーン大学芸術教育学科卒業後アメリカに留学し、1984年にロサンゼルスのオーティス・アートインスティチュート大学院インターメディア学科を修了。日本での主な展覧会には、福岡市美術館での第2回「アジア現代美術展」(1985)をはじめ、「天神ミュージアムシティプロジェクト」(福岡、1992)、「Asia Edge, P-3 Art and Environment」展(東京、1996)などがある。日本国際交流基金より助成金を受け、東京でのアーティスト・イン・レジデンスに参加。1999年に横浜美術館アートギャラリーで個展を行う。また、コマンドN企画による「秋葉原TV2」(東京)、「越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟 2000)など、アートフェスティバルにも多く参加している。彼の最近の代表的な作品であるビデオインスタレーション『Imaginary bridge that link them』はおおがきビエンナーレ(岐阜、2006)で発表された。日本と関わりの深い作品も多く制作しており、1994年日本国際交流基金より助成金を受け、池田一とともに『Water Collaboration』を制作。1997年にはバンコクの国際交流基金アートギャラリーで個展「United Water」を行った。 ★パリンヤ・タンティスック Parinya Tantisuk 1955生- 1985年にシラパコーン大学大学院絵画専攻卒業。現在シラパコーン大学タイ芸術学部ビジュアルアーツ専攻教授を務める。タイ農民銀行主催現代美術コンペで受賞(1981、1982、1984、1985、1986、1988、1990、1991、1992)、また第6回「ブアルアン美術展」(1982)現代美術部門で金賞受賞、第38回「タイ全国美術展」絵画部門にて金賞受賞(1992)など、数多くの受賞歴がある。日本でのデビューは「パリンヤ・タンティスック展」(東京)。最近では2004年に、東京のギャラリートモスにて個展「パリンヤ・タンティスック展」を開催した。 ★ウィット・ピムカンチャナポン(ソイ・プロジェクト) Wit Pimkanchanapong (SOI Project) 1976生- http://homepage.mac.com/witpim/ 4月17日(火)オープニング・レセプション(招待者・関係者)にてアーティストトークを行ないます。 バンコクで建築を学んだ後イギリスでアートとデザインを学び、現在バンコクを拠点に活動。日本では2005年横浜トリエンナーレ「SOI Project」ディレクター、また2004年国際交流基金「Have We Met?―見知らぬ君へ」に出品。ファインアートから建築、舞台美術、CM制作まで活動のフィールドは幅広く、現在バンコクのカルチャーシーンを牽引するトップランナー。今回は、ソイ・プロジェクトメンバーとして参加。 ★ニパン・オラニウェート Nipan Oranniwesna 1962生- 1993年に東京藝術大学大学院版画学科卒業し、現在も同大学博士課程に在籍中。またビジュアルアーツ学科長としてバンコク大学で教鞭をとっている。日本での個展は、画廊むらずみ(愛知、1991-1992)、ギャラリーミハヤラ(東京)、「Reminiscence of Earth」展(クレイギャラリー、東京、1995)、「ニパン・オラニウェート展」(クレイギャラリー、東京、1996)など。グループ展では「第61回日本版画協会版画展」(東京都美術館、1993)、「San Tete」展、井上画廊(東京・銀座、1995)、「ニパン・オラニウェート、ハラダノリコ二人展」(ギャラリー17、東京 1995)などに参加している。日本での受賞歴には、第3回和歌山版画ビエンナーレ第2位(1989)、留学生アートコンペ優秀賞(東京、1991)、同コンペ入賞(1995)などがある。
by mitemithai
| 2007-04-12 13:50
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